文学の触覚、スティル|アライブ

都写美。あんまり期待していなかったのだけど、行って見たら実はインスタレーションでアタリ。「文学の触覚」は文章作品コンテンツのメディアアートICCっぽいところがあるんだけど、ICCよりは文系よりっていうか、テクノロジー的におとなしいっていうか、技術的にはICCで見たことあるようなものも多い。奇抜なインターフェイスは最初面白いんだけどコントローラビリティ(って言うのか)が低いといらつく。スティル|アライブはビデオインスタレーションの'Swiming in Qualia'が心地良かったんだけど、オーディエンスを展示室の中央へ誘導したほうがいいような気が。面白かったのは「回転回LIVE!」で、人物被写体を回転台の上でまわした状態で長時間露光させた写真は、フィックスした背景の中で人物の存在が確率分布化しているみたい。アーティスト(屋代敏博)の意図はまた違うみたいですが。