フェルメール・コード

http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20081105#p1
今のフェルメール展で展示されている作品群は、フェルメール自身から直接預けられたわけじゃない(当たり前)。誰かしらの手による真贋判定を経ている。その判定に誤謬の入り込む余地は皆無なのか(皆無であると信じているけれど)。自分が持っている「フェルメール・コード」なるものは、所詮そうした他者の保証に支えられたものでしかないし、そこにメーヘレンの入り込む余地があった。その構造は今も変わっていない。つまり、それが『恐らく別の「フェルメールっぽさ」のコードに囚われているのだろう』の意味になる。
ただ、絵画はマテリアルとしての印象も伴うので、物理的な実体を目の当たりにしないで画像情報だけでどうこう言うのは微妙な気もします。
http://www.allposters.co.jp/gallery.asp?startat=/getposter.asp&APNum=1517197
http://www.allposters.co.jp/gallery.asp?startat=/getposter.asp&APNum=1342363
http://www.allposters.co.jp/gallery.asp?startat=/getposter.asp&APNum=2707256