そんでもってアートギャラリーも観る

存在は知っていたのだけど、どこにあるんだかさっぱり解らないでいたオペラシティアートギャラリーの入り口をついに発見する。トレースエレメンツ展がひらかれていて、てっきり写真展かと思ったんですが、ビデオインスタレーションを含むもっと幅広いものでした。
アレックス・ディヴィスの『ディスロケーション』が人を喰った系で面白かった。拡張現実ていうか、メタリアルというか、リング系ホラーというか。ただ、メディアそのものの解像度(音響と映像)はまだまだ現実を凌駕していないのが残念なところ。要は映像のリアルタイム合成なんですが、観客の立ち位置を把握して合成映像も切り替えているようで、そういった実装のディテールには感心しました。