bokeh

ボケが英語になっているとは知らなかった。ツッコミとボケのボケじゃなくて、ピンボケのボケの方。
http://blog.makezine.com/archive/2008/04/diy_create_your_own_bokeh.html
'blur'だとボケというよりは、「ブレ」というニュアンスが出てくるのかな。ピンボケはともかく、開放で撮って背景をボカすのは、「にじみ」'blot'の方がニュアンスが近いように思うのだけど、それだと英語圏の人には通じないのでしょうね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bokeh
'boke'ではなくて'bokeh'なのは、'boke'だと、'toke'とか'smoke'とかからの連想で「ボーク」とか発音しちまいそうだから、ということでいいのかな。
http://www.luminous-landscape.com/columns/sm-04-04-04.shtml
写真技術という点では欧米の方が先行しているし背景がボケた写真だって山ほど流通しているのに、「ボケ」という言葉が逆輸入される格好になったのは、もしかすると、欧米の人は写真を見るときに背景を意識しない傾向がある、という実験結果と関係があるのかもしれない。背景・遠景にも注意を向けてしまう東洋人にとっては、前景にある被写体に注意を向けさせるために「ボケ」──あえて浅い被写界深度を使って背景を焦点から外すという技術が広く知られるようになったのかもしれない。なにせ素人の自分でも知っているくらいなんだから。
http://wiredvision.jp/archives/200508/2005082503.html