■そういえば昔「王立宇宙軍」で
シロツグがいよいよ打ち上げられようとする直前、リイクニと駅ですれ違うシーンがあって、「行って来ます」「いってらっしゃい」と言葉を交わすシーンがあって、ああ、そうか帰ってこないつもりの人間は「行って来ます」とは言わないし、帰ってこないと思っている人間は「いってらっしゃい」とは言わないなあということに突如思い当たる。あの映画の初見ではラストシーンのリイクニがやたら孤独に見えたのだけど、そうじゃなかったんだな。対人プロトコールに難のある感じのリイクニだから脊髄反射で「いってらっしゃい」と言っているだけではないかと初見の時は感じていたのだった。でもそれはそれとしても、雪が降っている中で籠もって何かくばっている姿はマッチ売りの少女を連想して仕方ない。
ゼノサーガ
回を重ねるごとに辛さが増していくという素晴らしい展開に。退屈な駄作というのは多いけれど、退屈さはすでに通り越していて「アタックオブキラートマト」的な領域へ次第に近づいている予感。録画ファイルを残しておけばよかった。
■救命病棟24時
案の定震災時対応のシーケンスとか問題提起だけでは間が持たなくなって、ファミリードラマへ退却中。