■鉄腕ダッシュの蜃気楼実験
うわー、フィラデルフィアエクスペリメンツー。
■それはトットちゃん問題です
と、勝手に名づけてしまいますけど、設問が中途半端にリアルで付帯条件に気を取られてしまうというやつ。
国語のテストの「読解力」って、結局出題者の意図をどう汲み取るか、っていうことなんですよね。作者の意図なんかではなくて。最近もどなたかそんなこと言ってたような。テレビの小学生のインタビューとかでも、インタビュアーの意図に沿って回答しているような子供がいて、本当にそう思っているのかあ? とか感じたり。
あの問題は、ヒアリングするなりなんなりして、プライオリティを4つの条件のいずれかに倒したとして、ということなのでしょう。それくらい読み取れ、と(小骨さんにじゃなくて)言いたい。なんらかのリスクが発生することを覚悟して決断しなければならないことはあるんだから(それほど大げさなものでもないけど)。
■ちょっとビックリ
「カンヌ」でググルとフランスのカンヌ映画祭のサイトがヒット。
■正解を出せない問題はあるさ
設問の設定はともかく、コンセプトは理解できる。記述式の設問は、出題者の意図を推測して、それに迎合するような回答をするのがテクニックだけど、そんな能力、受験以外には大して役に立たないもの。


問い あなたはこのおじいさんに教えようと思うAまたはB、いずれかの道順をどのように説明しますか。次の(1)(2)に従って答えなさい。
目の前で話している相手の様子を察することができる、というのもそれはそれで重要なヒアリング技術だと思いますけどもね。どうでしょうか。

>「おじいさんに急な坂を上らせてはいけない」「急いでいるかもしれないから、遠回りさせてはダメ」
全ての問題をクリアできるまさに「ベストな道」なんてそうそう見つかるものじゃなくて、どこかは妥協したベターな道があればいいほう、ていうのが大抵のこと。実生活上であれば、私ならA,B両方の道順とメリット・デメリットを伝えて、おじいさんに判断を任せます。
ただ、この地図だとAルートが基本で、坂道を迂回するために米屋の手前の角で左折させるルートを教えないかなあ。信号も2つ減るし。