どこの国の話だ

みたいな。これ、何よりぞっとさせられるのは、検閲を当たり前とする思想がユーザーに広がっているということで(その理由はおそらくそれがPCだからだろう)、こんなバックグラウンドがあるとSNSはまず、社内コミュニティ醸成の役には立たないだろう。表明される発言全てにバイアスがかかるからだ。不都合な意見が表明されないことは、不都合な意見が存在しないことを意味しない。たとえ「沈黙をもって合意とみなす」としたとしても、不都合な意見は水面下に沈殿していく。それはおそらく、社内SNS導入の目論見とは逆の効果をもたらすだろう。道具だけヨソの人まねしたところで、形作られるコミュニティは自分たちの「民度」以上のものにはならない、といったところなのでは。
http://blogs.itmedia.co.jp/knowledge/2009/04/sns-3de0.html
まあ、百歩譲ったところで、器量が小さいよね。