じいちゃんさま＠名古屋パルコギャラリー

今をときめく梅佳代の「じいちゃんさま」写真展。うめかよの写真を見て不機嫌になる人は稀だろうし、不機嫌になる人がパルコに来るとも思えないので場所によくあった写真展でした。影が無いんですよね。でも、「一生いきていてください」というコメントに不安を覚える。この人、影の部分を直視できるのだろうか。それとも誰しも「一生生きている」ものだから、あえてそういう表現にしたのだろうか。それとも、そういう部分は無かったことにしてしまうのだろうか。でも仮にそうした影も撮るようになったら、たぶんパルコギャラリーで展覧会は開かれないだろうけども。あの場所は間違いなく「影は無いことになっている」場所だから。