トロピカリア@MOT

豊美のブルーミングVer2.0みたいなコンセプトだったのですが、雰囲気は豊美と違ってなんかおとなしくまとまっているのが印象的でした。エルンスト・ネトの大型インスタレーションは豊美はチューリップの花を伏せたようなクローズド空間を構築してましたが都現美はオープンスペースになっていて、こちらの方が心地よかったです。
平行して大森大道とホセ=ルイス・フランコの写真展示企画があり、講演があることを偶然知って出席しました。若い芸大生っぽい連中がゲストが喋っている最中で出たり入ったりしてうっとおしいこと。会場の構造にも問題はありましたが。
一人、ツレに「なんだあいつエラそうにしてつまんねえ質問してるなよ」みたいなことを言っているのが耳に入って、他人を偉いの偉くないのと論評できるアンタも十分偉そうだよと思いましたが、自尊心が強くて自意識過剰で、若い時にはそんな時期があるものですね。それに付き合っているツレの方は確かに偉いと思いました。それはそれとしても、豊美の講演会でマナーの悪い人は見かけなかったのですが、時期とか場所柄とかあるものなんでしょか。
ちなみに今日気がついたのですが、MOTに入っているレストランの男性スタッフはどうやら顎鬚を生やすのがスタイルになっているようです。