駐車場、はいらない

都市域内に暮らすのであれば車はいらない。むしろ周辺の車を呼び込んで周辺に渋滞を引き起こすだけだし、車で移動する人は駐車場から駐車場のポイント間移動しかしないから特定の商業施設に取り込まれてしまう。むしろ、車の乗り入れ規制を敷いた方が、車ではなく「人」が移動して良いと思う。だいたい、車がばんばん流れるところにはその交通量を捌くためにムダに広い道路を作らなければならないし、交通量の多い道路は市街を分断する。名古屋には大型商業施設を核にしたゾーンが幾つもあって、かつてコンパクトな商圏を多く作ろうとした(計画したのかどうかは知らない)ような気配があるのだけど、うまくいっていない。「地域経済」を語る時に把握される距離スケールは車の移動距離からするとだいぶ小さいので、幾つかは「間引かれてしまった」のだろうと考えている。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080926/526606/