雨だったので久しぶりにTVとか観ていたり

TBSで恋空やっていたけど、冒頭5分で辛くなってやめる。「ヤスコとケンジ」は松岡の怪演がおもしろい。女性名っぽい少女マンガ家が実は元族だった、ってそんなスキャンダラスなネタなのか。むしろ好材料の話題になるんじゃないのか。
それはそれとして恋空の原作をiランドで流し読みしたんですが、たぶん400字詰原稿用紙換算で300〜400枚ほどの分量で、まがりなりにも完結できているんだから、素人作品としたらそれだけでも大したものだと思う。飽きそうなものなのだけど。内容についての感想はあんまり好意的でない他の批評や感想の繰り返しになるので略。
ただ、ここまで簡素な文体になってしまうと、個性もへったくれもないからどれも強く似通ってしまい、「ケータイ小説」というのは作品数を増やすことが難しいのではなかろうか。それに説明に文章を費やすことができない分、読み手の「共感」に頼るから、バリエーションも増やせないだろうし。ほぼ説明抜きで共感できる事柄って、そう多くはない。