IAMAS2008


大垣まで脚を伸ばす。大部屋での集合展示だったのですが、大きな音を出す作品が1つあって、それが他の静か目の作品の音を掻き消してしまっていたりしてちょっと残念。雨降りを模したpuddlescapeが好きだったのだけど、プロジェクターでオーディエンスの直上から足元へ投影する方式だから、表示がオーディエンス自身の影で殆ど隠されてしまう。他には滝川クリステルの顔だけ選択的にモザイクをかける「S鍵−K錠」が面白かった。これってロンドン市警(だったか)が導入している監視システムの応用っていうか、モザイクではなくて「笑い男」のマスキングにしてほしかったかも。こういうリアルタイムの動画介入って2,3年もしないうちに民生機で普通に処理できるようになるのでしょうね。ただ、「S鍵−K錠」ってTV放送から流入してくる情報のうち有害なものを自動的にマスキングする、っていうコンセプトなんだけど、それでこの実装ってそりゃちょっと差し障りあるんじゃないの。面白いんだけど。
それはそれとして、会場になっていたソフトピアジャパンという場所の立地がちょっとすごかったのでした。(と、感じた)