精霊の守人とクレイモア

精霊の守人はやっぱり山篭りのシーケンスがあるのか。1話か2話分かな。秋山の背景が色彩豊かなのが印象的。
クレイモアはとあるブログで褒めている人がいたので気になったのだけど、少し微妙な感じ。嫌いじゃないけど、手放しで面白いとも言い難いような。
クレイモアが少女の姿をした戦士、という人物設定はバルサの人物像と多少似通った部分があるようには思う。ただ、バルサが母親的なものと父親的なものを混交した人物(逆にタンダはどちらかと言えば母親的なフラットな存在になっている)になっているのに対してクレイモアジェンダーとしては男化してしまっていて、キャラクター自身が持っていたはずの少女性は失われている。なんていうか、宝塚みたいな。
個人的に残念な感じがするのは、個々のキャラクターのセリフが現代の技術解説風な文体で(ネット上でも良く見かける文体だけど)ト書きを読んでいるような気分になってしまうことか。ところで「47人の戦士」って赤穂浪士が下敷きかな。