IGPX2nd

前クールは単に「ソツがない」だけという印象だったのだけど、2ndは類型的な話運びから離れてきている部分があって面白い。レースをエピソードの中心に持ってくるのではなく、エピソード間のブリッジに使う構成的な技法も話のブツ切り感が減って効果的だと思う。IGPXってレースグランプリの話ではあるんだけど、レースそのものにヒキが無いんだよね。(たぶんコスト的な兼ね合いだろうけど)コースが毎回同じで、その部分はマンネリになってしまっているし。レースゲームでコースが多く収録されているのは、車の走行そのものに大した魅力はないからで。