エウレカ7

いや増す作画レベルの低下。このときすでに第4クールに注力していたから、であって欲しい。
ダイアンの消息がようやく明らかになったわけだけど、時すでに遅く、そんな話今更どうでもよくなっていたのだった。エウレカ7は最初に伏せたカードを見せておいて、それを段階的に開いていくことで見る人を引っ張っていくような作り方をしているのだけど、50話続けるにはあまりにもネタが少なすぎたし、いたずらに話数を消費してしまった感は否めず。4クールをそれぞれ起承転結に割り振りペース配分を取っていることは解るのだけど、大筋が固まったところで見切り発車になっていたのかなあと。ビームス夫妻との絡みとか、あそこで使い捨ててしまったのはもったいないとも思う。話数では約半分のSACが事前に1年ほどかけて全体のシナリオを練っていたという話を聞くと、50話をコントロールする大変さは並大抵のものではないだろうとは思うものの、もう少し手札を増やして、カードを開くタイミングや新しい手札が手元に入るタイミングがもっと細かくできていれば良かったのになと思わなくもなく。