オリジナル

■本当はブ日記についての日記にする予定だったのだけど、書き上げてから公開するまでの時間を待つうちになんかどうでもよくなってしまったので、それは取りやめることにしました。そういうわけで、今回は埋め草じゃないですけど、身辺のコンピューター環境についてざっくり記しておこうと思います。

 T2はイイ!。←「イイ!」がうっとおしくてイヤですね。それはともかく、T2は快適に使ってます。何よりタッチパッド+ホイールパッドユーティリティが思いのほか便利。ホイールパッドユーティリティは円形の縁に指を置いてぐるぐる回すとスクロールするというジョグダイヤル的な仕掛けで、これでWindows Media Playerの再生ポイントバー(正式な名称は他にあると思ったけど、調べるのが面倒くさい)もコントロールできると完璧。

 さらに、タッチパッド自身にも、タップ箇所でアクションを指定する機能があることが判明。さっそくブラウザのフォワード・バックをタッチパッドの右上、左上の領域に割り当てました。これで5つボタンマウスの操作機能がタッチパッド上に。あとはセンシングの感度調整が課題。ちょっと触れるだけでクリックしてしまう時があり、おそらく静電容量とかそういうムズカシイことの関係なんだと思いますが、感度調整は鈍めにしたほうがいいのかなあと。

 そういえば、バック・フォワードの設定で、左を「バック」右を「フォワード」に割り付けたのですが、これは右利きの感覚なのでしょうか。左利きでも同じなのでしょうか。はたまた、これは左から右への横書き感覚をもとにしているのでしょうか。つーか、まぁ、なんとなく昔からフォワードは右矢印だったからなんでしょうか。いやいやいや、そういえば、数学のグラフだって、下から上(は、ともかく)、左から右が増方向だ(でもこれはそれこそ左から右への横書き文化の発祥だったから?)。

 アラビア語圏では、右から左が自然な感覚だったりするのでしょうか。戦前の日本とか。

 まぁ、それはともかく、今の自分にとって、左手は過去へ、右手は未来へ続いているわけですな。

 なんか、話がそれた。(というか、そらした)

 freiheitstromサーバーですが、Redhat7.3ベースで稼動しているわけですが(って初めて書くような気もするが)Web関連のモジュールをがしがしとマイナーアップデートかましました。

 PHPは4.3.2になりました。昔はバージョンアップの時にDOM-XML関連で大きく言語仕様が変更されてまったく動かなくなったりと泣かされたのですが、今回はそのようなこともなく。全く変更の影響が無かったわけではないのですが、単にいままでいい加減にコーディングしていたところが通らなくなった1箇所だけの修正だけでOK。

 むしろ、PHP-Acceleratorの導入の方が影響は大きいのかも。PHPというのはインタープリタ言語で、アクセスされるたんびにWebサーバーはPHPスクリプトを解釈して実行します。で、Acceleratorを使うと一旦読み込まれたスクリプトはメモリキャッシュに残るので、ちょっとレスポンスが良くなります。なるはずです。どうでしょう。ADSL回線の方がボトルネックになって関係ないかな?

 あ、ついでにApacheも2.0.46に上げました。

 さて、freiheitstromのこの日記セクションでは、DOM-XMLをがしがしと──嘘です、しこしこと利用しています。libxml2を使うわけですが、そのバージョンを2.5.7に上げました。今ひとつメリットはなさそうなんですが、きっとまだぶつかってないバグが直っているのでしょう。で、Redhat7.3標準環境では、実はlibxml2.5.7(という書き方は間違いではない)がRPMでインストールできなかったりします。GLIBCをバージョンアップしろだとかなんとか言われてしまいます。

 GLIBCがどこにあるのか解らなかったので、そういうときのfreshmeat。そこからtarbollを落として展開! コンフィグ! コンパイル! と思ったのですが、configureによるプリチェックでgccのバージョンが古いと言われてしまいました。しょーがねーなあとgccを3.3に更新。さあ、これでコンパイル! と思ったら、コンパイルエラーが出てダメでした。

 がっかり

 別にlibxml2をアップグレードしなくても困らないとは言え、このままあきらめるのも奥歯に挟まった肉片を放っておくような感覚なので、意地になってredhatのサイトを検索。

 そうしたらRedhat8用のRPMカタログの中にちゃんとあるのでした。なんか回り道をしたような。

 glibcを2.3.2-4.80.6に。libxml2も無事にバージョンアップ。もうついでなので、libxsltやsabrotronまわりのライブラリも最新版に上げてしまう。最新になったからといってdview.phpの動作に劇的な変更が入るわけではないのですが、きっと、たぶん、将来よくわからんエラーとかに出くわす可能性が減ったのでしょう。